忘月忘日(跡地)

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zoom RSS   - 追悼 -

<<   作成日時 : 2009/09/15 00:52   >>

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今日、普段なら店頭で目もくれないのに、吸い寄せられるようにハイチュウに手が伸びて、
今、食べながら書いています.
七代目さんが教えてくれたように、メロンの香りがして、甘くて優しくてとってもおいしい、
そしてとてつもなく悲しい味です.


  人間である以上、いつかは必ず死が訪れて、それを受け入れなければならない時が来る.
  でも自分から進んで死に歩み寄って行ってはいけないのです.
  七代目さんが命を絶ったら、楽になれるとか解放されるとかいう簡単なことではなく、
  何もかもがすべてそこで終わってしまう.
  七代目さんの「思い」も「存在」もぷっつりと切れてしまう.
  そして残された家族や私たちは、その悲しみと辛さを永遠に背負わなければならないのです.
  ヤマメの稚魚やコスモスを愛でる心優しき七代目さんにそんなことできるわけないですよね.
  

そんなメッセージを、読んでくれるかどうかわからないけど七代目さんに託そうとした矢先でした.
取り込み中で大変な時だったでしょうに連絡をくれた奥様も、落ち着いて話ができるような
状態ではなかったので、詳細は聞けませんでした.
何より私自身がそのような電話を受けるのは初めてだったので何を言っていいのかわからずに.

『これまでお支えくださりありがとうございました』
支えるだなんて. 結局何もできなかった. 救えなかった.
SOSを出している人がそこにいるのに.
日曜日、のんきに山を散歩なんかしていないで群馬へ飛ぶんだった.
間に合ったかも知れないのに.

でもご家族でも護れなかったのに、遠く離れた私に何かできたでしょうか.
こうやっていかにも旧知の仲のようなことを書いていますが、私は七代目さんの
お名前は知っていても、お顔すら知らないのです.

私と七代目さんとのブログのお付き合いは2004年9月頃からのようです.
何がきっかけだったのか、よくわかりません.
私とほぼ同世代で、話がよく通じて、くだらないギャグが好きで、ノリが良くて、
遠慮せずにいろいろ言える仲でした.

ディスプレイの向こうとこちら.顔も知らない人の繋がり.
か細いラインで通じるメッセージ.スイッチ1つで切れたり繋がったり.
でも忠実なるネットは、その人の趣向や考え、喜びや悩みまで伝えてくれる.
七代目さんは昼も夜も仕事で厳しい、ということまでは伝えてくれたけれども、
その奥の見えない内なる敵と戦っていたことまではこれっぽっちも見せなかった.
もしかしたら七代目さんにすら正体は見えなかったかも知れないその敵に、
私たちは本当に無力でした.

それでも何か出来るかもしれないと、手を尽くしたつもりでしたが、力が足りませんでした.
光の速さで文字は送れても、その距離を縮めることはできなかったのです.
七代目さんの2008年4月6日の記事に、
『子供がいなくなった家がこんなに寂しいものだとは思わなかった(^^;)。』
と書かれています.
今、私たちは痛感しています.七代目さんがいなくなった寂しさを.
もう新しいハイチュウの味を教えてくれる人はいません.
優美な浅間山の情景を見せてくれる人もいません.
くだらない冗談で笑わせてくれる人もいません.

でも私たちはあなたがここにいたことを決して忘れません.
短かった5年間. あなたに出会えたことを感謝します.

ありがとう. さようなら.

最後に、七代目さんが好きだったコスモスの花を.

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しばらく私のブログはお休みします.
私は大丈夫です.こう見えても結構精神はタフですから.
書ける気分になったらすぐに始めますので.





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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
追悼のページまでありがとうございます。きっと七代目さんにトースケさんの心遣いが届いているのでしょう。
私はずっとビッグローブのブログでは見せない七代目さんのお辛い気持ちは知っていたのに、深い深い心の闇までは寄り添うことはできませんでした。
大変なことになっているときに自宅でネットを見れたのなら連絡先もすぐに分かったはずなのに、私は何もできませんでした。何というタイミングなのでしょうか・・。
人の死は多くをもたらしますが、ただただ今はご冥福を祈り、安らかになっていることを願うばかりです。このコスモスに思いを乗せて・・。
篠宮れい
2009/09/15 02:38
トースケさん、昨日はコメントに書けませんでした。。あらためてご苦労様と言いたいです。そして、追悼の言葉ありがとうございます。私はと言えば、昨日はショックで、悲しくて。今日は今日で、先日七代目さんの記事に「野反湖の紅葉の写真を楽しみにしている」と書いた事やハイチューや猫ちゃんの記事を思いだしているうちに腹が立って腹が立って!運転中はいつもよりスピード出してる自分がいました。でも、ここでトースケさんの追悼の記事を読んでいるうちに、少し気持ちも落ち着きました。コスモスにあらためて祈りを捧げたいと思います。七代目さんどうか安らかに・・・。
炒りたまご
2009/09/15 16:20
>それでも何か出来るかもしれないと、手を尽くしたつもりでしたが、力が足りませんでした.
ネットの住人は,相手がこちらに目を向けてくれなければ何もできません.
家族でもどうすることもできない状況にあって,トースケさんは出来る限りのことをされたと思います.
おそらく,トースケさんと同じ立場に自分が置かれても,自分はトースケさんほどのことはできなかっただろうと想像します.

七代目さんの意志は変えられなかったかもしれませんが,七代目さんはトースケさんのされたことをとてもうれしく感じたのではないでしょうか.

心からご冥福お祈り申し上げます.
そして,トースケさん,ありがとうございました.
しゅー
2009/09/18 01:33

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