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zoom RSS 新車導入計画はじまる 7 新型ストリームのデザイン

<<   作成日時 : 2006/09/24 02:28   >>

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短期集中不定期連載
 新車導入計画はじまる

7.新型ストリームのデザイン

前回書いた通り、新型ストリームはカテゴリー上はミニヴァンでありながら、いかにミニヴァンらしくないクルマに仕上げるか、ということに重点を置いて作られた.
今回はその辺りのことをちょこっと解説(あくまでもワタシの目線から見たシロート解説なのでアテにしないように)

某ライバル車を引き合いに出すのもナンなので、同じホンダのオデッセイを並べてみよう.

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第一印象で似てると言われるオデッセイとストリームだが、よく見ると大分違う.
オデッセイはフロントフード前端からヘッドライト端部まで水平一直線のラインだが、ストリームは端部に行くほど吊り上っている.
吊り目は最近のデザイントレンドなのだが、ストリームの場合はライト単独ではなく、グリルと連続した一体のデザインなので、あまり強調感はない.もう少し控え目だともっと上品で大人っぽい顔になると思うのだが.
この吊り目とボンネットのプレスラインのおかげで、オデッセイよりはキリっとした男前な印象.

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サイドビューはかなり異なる.
オデッセイのリアゲートはかなり垂直に近い状態で立っており、サイドウィンドウ後端もほぼ90度近くまで立っているため、かなりスクエアな印象.3列目の居住性に関してはこの方が圧倒的に優れるが、外観はいかにもミニヴァンもしくは商用車的なイメージがあり、鈍重だ.
さらにそれを際立たせているのがボディサイドで、凹凸やキャラクターラインが無いため妙に間延びしていてのぺっとしており、ワタシが黒のオデッセイをウナギイヌと呼ぶのはそのせいである.
転じてストリームの方は『脱ミニヴァン』をコンセプトにしている通り、デザイナーの苦心の跡がうかがえる.
リアゲートはかなり前傾しており、さらにそれを強調するべく視覚のトリックまで採り入れている(後述) またボディサイドは、ドアパネルを凹ませてスリム感を出すとともに、逆にフェンダーを膨らませることで、走りの質感・安定感を表現している.
水平基調のオデッセイに比べてウェッジ感を強く表しており、躍動感を出してミニヴァンから逃れようとしているのがわかる.


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さてその視覚トリックだが、縦長のテールランプが上に行くほど幅が広くなっている.このため実際にはサイドからのシルエットは写真Aのラインなのだが、見かけ上のボディラインはBのようになり、Aよりさらに前傾して見えるため、鋭角に切れ上がったたサイドウィンドウと相まって、ミニヴァンらしく見えない演出に貢献している.
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また、前傾したCのベルトラインと、それにほぼ平行して走るDのラインの中間に、さらに前傾したキャラクターラインEが入る.このおかげで、ウェッジ感を強めると共に、C-E間の明るい面を後ろに行くほど細く見せており、ボディ後半の量感を少なく見せることでミニヴァンの鈍重イメージを軽減させている.
それと他のミニヴァンに多く見られる、太い補助Aピラー(ドアミラーから上に延びるピラー)が、新型ストリームではとても細くなっており、視界がとても良いのも特徴だ.

ともあれ「デザイナーの職場放棄」などと陰口を言われる昨今の自動車デザインの中で、このストリームのデザイナー達はとてもいい仕事をしたと思う.
    でも、3年もしないうちに見飽きるかも知れないが….

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